米国株のCRWD（クラウドストライク）の投資戦略

米国株のCRWDは今、最も注目されているサイバーセキュリティの製品及びサービスを提供する企業です。

直近のニュースでは2022年6月6日にアナリストが買いの投資判断へ引き上げたことを受けてこの日+4.24%の上昇しました。
そして目標株価は215$に引き上げられました。

New 2022/8/31　第2四半期(５月ｰ７月期）決算発表がありました。

結果は全てOK

結果は全てOK。

2022.8.11に全て売却し利確しました。

理由は上昇が鈍化して来ておりそろそろ調整局面へ突入しそうな雰囲気があったので。

尚、日本円には換金せずに米ドルのままです。

CRWDを取り巻く環境。

2021年末より、オミクロン株、インフレの加速、特に2022年2月にロシアがウクライナへ軍事侵攻を起こした事によりサイバーセキュリティーの重要性が増して来ております。
ニュースではトヨタの関連会社の一つがサイバー攻撃を受け、操業を停止に追い込まれる事態が起きたことも記憶に新しいかと思います。
私の知り合いの会社もサイバー攻撃を受けてこのネット時代に1ヶ月程、全て電話での対応を迫られるほどの被害を受けてます。
今や対岸の火事では無くなりました。

CRWDの2022年6月3日の決算速報

まず、2022年6月3日に決算発表がありましたので速報をお伝えします。
前回の決算発表では業績の見通しが悪く株価は2021年11月の最高値が300＄辺りでしたが、2022年の5月のSell in Mayで半分以下の133＄辺りまで急落しました。

今回6月6日の決算発表を受けにわかに反発を開始したところです。

2022年7月7日の終値は190.2$迄回復。
6月3日の決算発表以降は比較的強い動きをしています。

第一四半期（2〜4月期）実績

売上高→前年同期比61%増の4.88億ドルで市場予想4.64億ドルと予想を上回る。
一株当たりの利益→31セント。市場予想では23ドルと予想を上回る。

第二四半期（5月〜7月）ガイダンス

売上高→5.13-5.17億ドル。市場予想は5.09億ドル。
一株当たりの利益→27〜28セント。市場予想では、23セント

2023年通期ガイダンス

売上高→21.9-22.1億ドルで市場予想は21.5億ドル。a一株当たり利益→1.18-1.22で市場予想は1.10ドル

決算のまとめ

2022年2月〜４月期については売上高、EPS等の予想を上回っておりこれから成長が期待できます。

企業概要

主要指標	内容	備考
時価総額	39204百万USD
売上高	1451百万USD/66％増	2022年1月決算
営業利益	-143百万USD/-54.1％	2022年1月決算
PER	–
PBR	34.1倍
ROE	-24.8%
ROA	-7.4%
EPS	-1.03USD	2022年1月決算
自己資本比率	28.3%

テクニカル分析

テクニカルでは2021年11月の高値から50%を超す下落をしており、オミクロン株、ロシアのウクライナ侵攻、FRBの利上げと大きなニュースが出る度に他のセクターより真っ先に売られる傾向にあるようです。

株価は2022年6月6日時点で年初来-14.8%の下落、過去1年の騰落は、-21.56%の下落となっています。

トレンドは短期的には下落局面ではありますが200ドルの節目を超えられるかどうかがポイントになるかと思います。

日付	取引	決済通貨	為替レート	単価(＄）	数量
2021/12/21	購入	日本円	113.90	206.467	2
2022/1/11	購入	日本円	115.57	189.24500	1
2022/1/19	購入	日本円	114.99	172.98	2
2022/2/1	売却	USドル	114.94	174	3
2022/5/17	購入	日本円		150.1	1

まとめ

CRWDは私も昨年末から目をつけていたのですが、FBを購入した2022年1月の同じ高値圏で190$で4株手を出してしまいその後、すぐ下落しましたが、ロシアのサイバー攻撃の増加とともにこのCRWDも注目されて4月一杯までは堅調に推移。

その後、Sell in mayで242$の高値から130$まで急降下しこの短期間で40%を超える下落を味わいました。

決算発表を受けて一旦反発をしており、これからがこの銘柄の伸びどころにいるところなので、買うタイミングとしては丁度、良い時期かと思います。

CRWDのホームページ

https://www.crowdstrike.com/