今、積立NISAとiDeCoをフルでセットして余裕資金がある場合は米国株のETFを1番オススメします。
その理由については後程ご紹介しますが、1つのETFで幅広く優秀な銘柄群に分散投資ができて個別株を購入する1点集中型の投資より幅広く銘柄に分散投資ができる点にリスク分散ができる点にあります。
知らないとヤバい米国株のETF。
まず、ETFから簡単に説明します。
ETFとはExchange Traded Fundの略で上場されている投資信託の事です。
はあ~却ってわかんない。
ETFとは投資信託が上場されたものと同じことですよ。
投資信託そのものがわからない。
投資信託は投資のプロフェッシャル達が我々に変わって株を売買して運用し利益を求めていくものです。
彼らには信託報酬と言う運用してくださっているのでお礼でお金を少し報酬金として渡します。
最も大きな違いがETFは株式取引を行っている日中に自分自身で個別株を売買するできるものですが、投資信託では1日単位でしかできません。
何がメリットあるの?
投資信託と違ってETFの方が信託報酬が安い。
株式取引を積極的に行えるので機動力がある。
ETFと投資信.託は色んな銘柄を組み入れていますが、基本的には中身は一緒
投資信託はざら場と呼ばれる株式を取引している時間(日本は9時~11時半、12時半~15時)での取引ができませんが、このETFはざら場での取引きが可能となっており状況を見ながら投資ができるものです。
以下の表でETFと投資信託との違いについて比較表を作りましたので参考にしてください。
ETFと投資信託との違い(比較にETFのVTIと投資信託の全米株式INDEX FUNDで比較)
内容 | 投資信託(全米株式INDEXFUND) | ETF(VTI) | 備考 |
---|---|---|---|
上場・非上場 | 非上場(リアルタイムで取引できない) | 上場(リアルタイムで取引可) | ETFの売買しやすい |
注文方法 | 購入金額の最大口数で取引 | 1株単位で取引 | 投資信託の方が毎月決まった額で投資可 |
信託報酬 | 0.162% | 0.03% | ETFの方が経費が安い |
購入時の手数料 | なし(楽天証券) | 有り(各証券会社設定) | 投資信託の方が手数料なし |
純資産 | 6496.33(億円) | 269,240.35($) | ETFの方が全体での資産は大 |
積立投資 | 決まった金額で投資可( 例:3万円/月等) | 株数を指定する為、価格が上昇するとよりコスト増 | 投資信託の方が投資しやすい |
分配金 | なし | 1.46%(0.7491$) | ETFの配当金が合ってよい。 |
総合判断 | 毎月決まった価格で積立に向いているがコストがETFより高め、配当金が出ないため、ちょっとつまらない。 | 1株単位での売買の為、評価額が上昇すると購入単位が少なくなる。経費が安く抑えることができるので個人的にはETFがオススメ |
米国株ETFをオススメする3つの理由(メリット)
皆さん、一番この点が気になるかと思います。
オススメする3点を理由ですが、この3つに限ります。
- 投資信託より経費率が安い。(年間の維持コストが安くなる。)
- 売買が米国取引き時間中に取引が可能
- 配当金が年4回でる。(全米株式の投資信託では配当金が出ない。)
米国株ETFでも注意すべき点(デメリット)
米国株のETFも全知全能ではなく、それぞれ弱点があります。
まず、一番は取引が自分の間隔で指値と呼ばれる金額を指定して売買価格設定をあまりにも高かったり安く設定すると約定と言って売買ができずに終わる場合があります。
その弱点を克服するのに成行注文と呼ばれる現在の価格で売買することですが思った価格で売買ができない場合があります。
積立設定が投資信託の金額指定で口数での購入ができず金額分の範囲での株数しか買えない。(時間分散効果がちょっと落ちます。)
注意すべき米国ETF
レバレッジを効かせたETFを色々メディアで取り上げておりますが、2022年度の6月ころまでの下落は半値ほど下落しており3倍上昇するものは3倍下落する危険性をはらんでおります。下落幅が半端ではない痛手を受けることも認識の上投資するでしたら良いかと思いますが、精神的なダメージが大きいので心臓に毛が生えているくらい肝が据わった方には向いているかと思いますが、私は向いていないと思いこちらには投資していません。
唯一レバレッジを効かせた投資はPayPayのボーナス運用をポイントで投資しているが、S&P500の3倍レバレッジを効かせたあまり痛くもかゆくもないものに投資しています。
こちらを試され慣れてみるもありかと思います。
2022年8月8日の私のPayPayボーナスでチャレンジコースで20225円投資して+3965円(+19.62%)の利益です。
私がオススメするETF5選
- VTI(全米株式インデックス)
- VT(全世界株式インデックス)
- VOO(S&P500インデックス)
- VYM(米国高配当株式インデックス)
- EPI(インド株収益ファンド)
これらの銘柄は長期保有に向いている銘柄になります。
まとめ
米国は唯一先進国の中で今後も人口の増加が見込まれ世界の投資マネーが流れる巨大な市場です。
過去の日本株と米国株のパフォーマンスの差を見ると一目瞭然で、30年に渡って日本は±0の株価に対し米国株のパフォーマンスは下のグラフの通り1988年から40倍も成長しています。
米国の指数連動したETFを購入することで幅広い銘柄に分散投資が図れる事と個別銘柄への入れ替えは各運用会社が行ってくれる。
良い銘柄は投資比率を上げ、悪い銘柄は外していったり、投資比率を下げてくれるのを我々個人投資家が個別に行わなくても安い経費(信託報酬)でやってくれるので一番理に叶った投資方法です。
これら米国のETFをポートフォリオに組み入れることで資産増大の一躍を担ってくると思います。
是非、米国株のETFを利用して一緒に資産増大の一助になれたらと思います。
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