セクターローテーション開始。今、狙い所の米国株投資セクター(生活必需品、小売セクター)

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2022年7月13日のCPIの発表は予想の8.8%→9.1%と40年ぶりの水準まで到達しました。

下の青の折れ線グラフはCPI全体です。
赤の折れ線グラフは指数の影響が強い、食品とエネルギーを抜いた指数になっております。

食品とエネルギーを抜くと実は2022年3月にピークをつけ下落基調ですが、このエネルギーの影響が大きくCPIの指数を上げている事がお分かり頂けるかと思います。

米国労働局よ統計局より抜粋

この先、何処までインフレが進むのか?

或いは、これが天井か?

また、米国債も2年債と10年債も逆イールドを形成しその金利差も0.2とだいぶ離れて来ました。

この状況が示す未来は決して楽観視できる物ではありません。

こうした状況の中で今後どの様な株に投資をした方が良いかあるいは投資を一旦、資金を引き上げて見送った方が良いか?

逆に危険なセクターについてもその理由について解説していきたいと思います。

2022年7月の状況は金利が高く高インフレ期の真っただ中にあります。

FRBは利上げを繰り返し必死になってインフレを抑え込もうとやっきになっているところです。
インフレが落ち着くと景気が弱くなるセクターにローテションすることになります。

目次

下落相場(ベア相場)での投資は難しい。

下落相場での投資は非常に難しい。
特に下落相場での反発は僅かでその間に利幅を取るのは非常に難しいです。
難しいと思うのは普段でも上昇は3ヵ月かけて50$上昇したものがたった3日で50$下がる時があります。

また、下落は数日続き長い時は1週間連続で下げる時もあります。
その時のメンタルは想像を絶するものがあります。

但し、下げ相場の中でも自立反発が来るときがあります。
ですが、その時に短期的なトレードで儲けようと思っても、先ず上手くできないことが殆どです。

インバース(下落すると上昇する銘柄)と言う手段もありますがお勧めしません。
理由については後ほど、ご紹介します。

オススメ生活必需品と小売セクターの理由

2022年7月現在、景気は米国債の逆イールドによって今後より景気は後退局面入りしました。
相場はより一層厳しくなる局面に来ました。

オススメする投資セクターは生活必需品と小売りセクターです。
景気が悪い中でも生活必需品は無ければ生活に困る物ばかり。

その中で生活必需品とはどんな物が思い浮かぶでしょうか?

例えば

  • トイレットペーパー
  • ティッシュペーパー
  • 食器洗い洗剤
  • 衣類用洗剤
  • 歯磨き粉
  • シャンプー

などなど、この消費物はないと非常に困るものばかりです。
上げるとキリがないくらいあるかと思います。

生活必需品を作っているメーカーや小売は必ず消費者が購入する物であり消耗品として考えた場合、定期的に購入する物になります。

トイレットペーパーや洗剤、シャンプー等の消耗品は必要不可欠なものです。

その他、一般消費材を上げますとコカコーラ等の清涼飲料水が挙げられます。
日本での需要はそれほど高くはなくても世界的に見れば購買層はかなり厚いです。

かの、著名なウォーレンバフェットも1日一本はコカコーラを飲むと言う位の愛好家です。

これら、生活必需品と小売りセクターはどんな状況下でも買われるということです。

バリュー株をオススメする理由1:長期投資向いている

これから米国株は業績が悪化した決算発表が相次ぐことでしょう。

そうした中でも生活必需品や小売セクターの株は信用が高いセクターでもあり株価は長期的に上昇。

また、安定的であり長期投資に向いています。

その理由はグロース株と呼ばれるPER(株価が割安か割高かを決める指標)が高めであっても生活必需品や小売セクターの株はバリュー株と呼ばれ急激な上昇や下落は見込まれなくても、株価は一定の振幅(変動)で長期的に見れば上昇している事が多く安定している。

バリュー株をオススメする理由2:高配当銘柄が多い

先ずバリュー株をオススメする前にその対比するのはグロース株について少し解説していきたいと思います。

グロース株は景気が上向いている時は高い成長性が期待できますが、現在のように景気後退局面では上場してまもない体質がまだ、虚弱なグロース株はこの不況下では倒産する会社が増えると思います。
今、グロース株の中でもGAFAMと言われている誰もが知っている企業ではそんな倒産する確率は少ないかと思われますがそれでも配当金が出ない銘柄はより売られやすくなるかと思います。

特にグロース株はPERと呼ばれる株価の割安性を表す数字がありますが、PERが高めの割高銘柄が多く占めています。

グロース株とは市場平均よりも価格が高く、成長している株のことです。急成長しているため、TSキャピタルゲインを増加させる可能性があるでしょう。一方、配当金を出さない場合が多いことや、価格が急変動する可能性があるといったデメリットも挙げられます。

LINE証券より引用

グロース株の代表:NASDAQ市場に上場している銘柄が代表格かと思います。

  • GAFAと呼ばれる時価総額が大きい銘柄群:AAPL,MSFT,GOOGL,AMZN,TSLA,META等
  • ハイテク関連株:NVDA,AMD,TSML等

バリュー株は比較的PERと呼ばれる指数が低めの割安銘柄が多く、上場してから古くから市場を占めている銘柄です。
それらバリュー株の中には配当利回りが高めの銘柄もあり、資産を増やす上でのインカムゲインと呼ばれる配当金の所得を増やす目的で購入されることもオススメです。
その中でも3.0%以上の配当金を出す銘柄がオススメです。

ただし、注意しないとならないは株価が下落すると配当利回りが上昇しますので業績が非常に悪い企業に投資するのはリスクが伴うことも認識しておく必要がありますので銘柄選びで肝になるのは増配しているかどうかです。
連続増配ができる銘柄は収益の安定性があることもあって、長く保有していると定期的に配当収入が得られるメリットが大きいです。

バリュー株は、別名「割安株」とも呼ばれ、利益や資産から算出される企業価値が株価と比較して割安になっている企業のこと。あまり成長が期待されていなかったり、知名度が低いため投資家が注目せず割安になっていたりすることが少なくありません。本来の価値よりも低い株価と考えられる銘柄のため、適正な価格に戻ろうとする動きを利用して利益を狙います。

LINE証券より引用

バリュー株をオススメする理由3:銘柄としての魅力が高い。

バリュー株は長年その市場に君臨してきているだけあって、参入障壁が高く後発組が入れる隙間がないようなものばかり。
例えば、コカコーラやペプシコのような清涼飲料水が市場を君臨しているのに他のメーカーが参入できるか?
上の銘柄を狙う方が良いかと思いまばす。

ディズニーではミッキーマウスのような世界が愛するキャラクターがいてくれれば鬼に金棒です。

P&Gは誰もが知っている生活必需品の製造を行っているメーカーです。
ボールドやアリエール、パンパースやレノア、ウィスパー、PANTENE、ファブリーズ等。
我が家でも毎日お世話になっております。

中には50年以上連続増配して企業もある位です。

  • P&G:65年
  • スリーエム:63年
  • ローズカンパニー:59年
  • ジョンソンアンドジョンソン:59年
  • コカコーラ:59年

今、手を出すべきでない投資セクター

米国債の逆イールドとは一般的には10年債の方が2年債より金利が高いのが通常であり、逆になった事を逆イールドと呼ばれてます。

この逆イールドになると何が起きるかと言うと、景気後退や株価下落する前兆とされています。

ですので、このタイミングで手を出すべきでない銘柄は先ほどご紹介しました。

1.グロース株が売られる理由

景気が好調であれば、グロース株と呼ばれる成長期待を優先させる銘柄への投資が盛んですが、景気が悪化すると株価は単純で下落しやすくなり、持っていてもただのリスク資産に成り下がります。

最初にグロース株が何故、売られるかと言うと、この不況下で耐えられるほどの強靭な企業体質ができてなく、赤字続きの企業はこれから不況時代を乗り切ることができずに倒産する企業が増えることでしょう。

特に上場したてのグロース企業はバタバタと倒産することでしょう。
投資家は冷静にこのような企業はただのリスク資産でしか考えず、冷静に売りぬくことだけを考えより安全な資産へローテションをすることになります。

2.エネルギー関連株が売られる理由

WTI原油先物では2022年6月には120$をつけていたが、米国債の逆イールドによって景なった途端、WTIの価格はあっと1ヵ月で20%の下落。100$を割り込む事態となりました。

WTIはプラスへのパワーよりマイナスのパワーの方が以下のグラフよりわかります。

ブルームバーグ通信より引用

2022年エネルギーを代表する銘柄のXOMを例に挙げて解説します。
2020年10月に30$のダブル底を付けて一転して上昇を開始し2014年6月につけた最高値を更新するかと思いましたが、2022年6月に直近の最高値が同じ104$近辺で下落を開始。
ダブルトップを形成しました。

WTI原油先物では2022年6月には120$をつけていたが、米国債の逆イールドによって景気後退が進むとWTIの価格はあっと言う間に100$を割り込む事態となりました。

更に今後売りが加速することが想定されます。

まとめ

景気後退局面では先程、ご紹介した通り、グロース株、エネルギー株等のちょっと前まで好調だった銘柄群が真っ先に売られる傾向にあります。

次のセクターでは以下の4つが上昇する傾向にありますので銘柄をよく選定してください。

  • 消費安定株
  • 通信株
  • 公共株
  • ヘルスケア株

以前でしたら、リスクがある時は債券や金へのお金が流れていったのですが、それも暗号化資産と呼ばれる(ビットコインやイーサリアム)等も時代の背景から登場してきており、ますます投資家達はどの資産にお金を非難させるか分からなくなってきているかと思います。
このところのビットコインの動きは2021年11月に最高値で6万US$を付けてから2022年6月には2万$を割り込み更に下落トレンドを形成中であるのでどこまで下がるか分からない状況となっております。

個別株を持たれるおりエネルギーセクターの株は既に暴落を開始しており、一刻も早く売却することをオススメします。
私はちょっと逃げ遅れましたが6月末に大陰線をつけたときに売却して逃げました。

今は医薬品、小売り、通信株を買い集めているところです。

この厳しい相場で退場せず、皆さんとともに何とか乗り越えていきたいと思います。

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